和竿のこと

 和竿で有名な庄内竿は、一本の竹を使って延べ竿として作成されています。
竹を適当な長さに切って継ぎ合わせただけではなくて、
組み立ての際の差込口が糸や漆で補強されているそうです。
これはもう工芸品です。

竹の皮は剥かずに燻して磨く作業を繰り返して作られるので、
竹の採取から完成まで５年を要するとされます。

庄内藩では藩士の磯釣りを「釣道」として奨励していたそうです。


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